
人の喜びを源泉に進む
- 割れない陶磁器風の食器 -
砺波商店の砺波さんは、地元の雇用を増やすことに貢献したいという想いで、自社ブランド「うつわむすび」を立ち上げた。そして、その根底には「人が喜んでくれる瞬間こそ、自分の原動力」という価値観がある。そうして作られる「うつわむすび」は、国産の素材を使い、生地の成形にはあえて職人による手仕事を取り入れ、微妙な凹凸や色の重なりから生まれる独特の風合いを大切にしている。
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つくり手のストーリーには、
さまざまなエッセンスが織り交ぜられています。
贈る相手のことを思いながら、
重なる部分に目を向けてみてください。
「なぜこのつくり手のものを選んだか」
「どのような理由で贈ろうか」を考えながら、
ストーリーをじっくり読むことで、きっと世界に一つだけの贈る
理由が見つかるはずです。
砺波商店の砺波さんは、地元の雇用を増やすことに貢献したいという想いで、自社ブランド「うつわむすび」を立ち上げた。そして、その根底には「人が喜んでくれる瞬間こそ、自分の原動力」という価値観がある。そうして作られる「うつわむすび」は、国産の素材を使い、生地の成形にはあえて職人による手仕事を取り入れ、微妙な凹凸や色の重なりから生まれる独特の風合いを大切にしている。
大勢が集い賑やかに食卓を囲む風景こそ、祖父や父が望んだものだと考えた藤本さんは、自社ブランド「si ku mi」を生み出した。器を介して楽しい食卓を提供し、人と人の繋がりを大切にしてもらいたいという想いが詰まっている。そこには、中高生の時に両親を失ったことで、賑やかな食卓の機会が減ってしまったという原体験があった。
玄窯の齊藤さんは、大病を機に「愛着のタネをまく」陶器づくりに取り組むようになった。いつか終わってしまうからこそ今を大切に、という想いは、自然の風合いや風化をイメージした作風に刻まれ、手に取る人の心に「人や物を大切にしよう」という静かなメッセージを届ける。また強く主張せず、器の中にそっと想いを込める姿勢が齊藤さんらしさ。
北洋硝子の「津軽びいどろ」は、十数年前の苦境を乗り越え、今や国内外から注目される存在となった。青森の四季を色で表現するために、常務取締役の中川さんが長い年月をかけて妥協せず挑み続け、100色を超える美しい彩りを実現。その鮮烈な世界観は若い世代の「自分も作りたい」という思いも呼び起こし、未来への希望を紡いでいる。
ミヤマ全織の中井永佳さんは、父が築いた縁と地元養蚕業の伝統を守るため、国産生糸にこだわった自社ブランド「上州絹屋」を開発。高速織機で切れやすい繊細な生糸でも、7年の挑戦を経て量産化を実現。養蚕農家を守りながら、若い世代にも純粋なシルクの価値を伝えようとしている。その姿には「出来ない」を「出来る」に変え、昔からあるものを大切に紡ぎ続ける想いが宿る。
晋山窯ヤマツの土本さんは”幸せになる、世話を焼く”を信条に、すべての人が満足できるモノづくりをしている。納得できないことには徹底して向き合い、商社依存を脱却し、自社ブランドを立ち上げた。また仕入れ先との信頼関係も重視し、無理な値引き交渉や返品をせず、甘さではない真の”優しさ”をもって人に接している。
後藤さんは、地元である北九州に活気を取り戻すことを決意し、地元の食材を徹底的に調べて活用した調味料の開発を行なってきた。その背景には、子供たちが地元を好きでいてほしいという想いがある。そして、その根底にあるのは、育ててもらった地元へ恩返ししたいという価値観だ。人への感謝の気持ちを大切にしている人や、地域のために行動している人へ送りたいストーリー。
石川メリヤスは、自社の経営環境が厳しい時でも、お客様や仕入れ先企業を優先する意思決定を行ってきた。その根底にあるのは、創業時から脈々と受け継がれている”義理と人情”というDNAだ。3代目社長の大宮さんは、仕入れ先企業が廃業した時に自分の力不足だと悔いた。その姿はまさにDNAを体現している。飾らない人柄で自然と気遣いをなさる人。
競争相手である同業他社への配慮から自社ブランドの立ち上げを決めた足立さんは、人情深さのような優しさを持っている。その根っこには、人への気遣いを忘れない母親の存在がある。そんな母親に育てられたからなのか、足立さんと実際にお会いして感じたのは、優しさの押し売りのようなものではなく、気遣いから湧いてくる心地よい優しさ。