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カートが空です

自然の力で紡ぐ人の幸せ<br>    - オーガニックなボディケアブランド -

2013年に東京で設立されたマザーアース・ソリューションは、「CLAYD」という、オーガニックなクレイ(泥の粉)の入浴剤とボディケアブランドの企画・製造・販売を行なっている。

創業者である羽田賀恵さんは、ニューヨークの在住経験が転機となり起業した。そんな羽田さんが「CLAYD」というブランドに込めた想いを伝えたい。

 

やりたいことを先延ばしにしない

羽田さんは大学を卒業後、大手証券会社へ入社し、その後は結婚を機にニューヨークで過ごした。

「ニューヨークには7年間いたのですが、当時の法律では駐在員妻は就労ビザを取得できず、仕事をすることができませんでした。社会と関わることができない状況にモヤモヤしていました」

そんな中、羽田さんにはある想いが芽生えていく。

「アメリカ同時多発テロ事件が起き、同じマンションに住んでいた友人家族が犠牲になってしまいました。その時、人生は予期せずに終わってしまうことがある。やりたいことは先延ばしにせずにやるべきだなと、強く思ったんです」

これをきっかけに離婚をし日本へ帰国することになった羽田さんは、自分のやりたいことに向き合う。

「幼少期からアレルギー体質で、薬には限界があることを知りました。自然療法を学ぶうちに、自然の力の凄さと『体内も環境も、滞らずに循環して行くことこそが答え』だと知りました」

離婚時のストレスから癌を患った時に自然療法で治した経験もあり、あるべき循環の状態に戻るのを助けてくれるのが大自然の力だと、社会へ伝えていくことが、自分のやりたいことだった。

 

信じることが広がる楽しみ

羽田さんが帰国した数年後、東日本大震災が起きた。

「放射線物質によるアレルギー反応で、喉や鼻から出血しました。その時、ニューヨーク時代の知人から『クレイは放射性物質を吸着するから入手しろ』というアドバイスを受けたんです」

すぐに世界中からクレイを集め、試しに使ってみたという。

「アメリカの西海岸の砂漠地帯のクレイを使った時に、出血が止まりました。当時、この経験をセミナーとしてお伝えし、使っていただいたていく中で『このクレイを買えるようにして欲しい』という要望が増えていったんです」

その声に応えるために、マザーアース・ソリューションを起業し「CLAYD」というブランドを生み出した。

「起業直後、家賃すら払えなくなるかもしれない状況になったこともありました。だけど苦しいと思ったことはなかった。商品が作られて伝わっていくことを考えると楽しくてならなかったんです」

そして開発された「CLAYD」は、初めて参加した展示会で想定以上の反響を得た。

「クレイを使った入浴剤は世界初ということで注目されました。2014年、六本木にあるESTNATIONさんに取り扱ってもらうことになり、一気に広まりました」

羽田さんの想いが広がり始めた瞬間だった。

 

人の幸せに向き合い続ける

「CLAYD」には細部まで羽田さんの想いが詰まっている。

「スキンケア商品製造を担ってくれているオーガニック化粧品の工場さんは、自社で畑を持って原材料から製造している。化学合成品をなるべく使わないように、主に無農薬栽培された原材料を使って作ってもらっています」

そしてそうした想いは、商品以外にも表れている。

「パッケージの組み立ては、手作業でないと不可能なものばかり。クレイを顕微鏡で見た時の形でもある多面体箱の曲線の折りやブックパッケージの和綴じなど、効率優先の通常ならやらないと思います。均一化されてしまう機械生産では生まれない、手作業の温かみと美しさを大事にしたい。弊社の商品に限らず、手にする商品は誰かが作っているものなのだということを思い出してもらえると嬉しい」

自然の持つ力の素晴らしさを伝えたいという先にあるのは”人への想い”だ。

「弊社商品に関わるすべての人に幸せになって欲しい。作る人も、売ってくれる人も、買ってくれる人も。それぞれの社員全員、好きで得意な仕事に就いてもらうことも常に意識していますね。あと、パッケージ組み立てと封入の仕事は、就労支援施設に通われている方々に依頼しているんです。丁寧で正確な仕上り。仕事に誇りを持って、楽しんで作業してただいています」

羽田さんが、人生で経験してきたことが積み上げられて完成した「CLAYD」。

自然の力が活かされた商品の機能的な価値はもちろん、そこに込められた人への想いも一緒に汲み取ってほしい。