
自分の感情を大切に
- ゆるりとした時を味わう砥部焼 -
釉瑠璃の山﨑さんは、愛媛県砥部町へ移住したことで地元の器が県外でほとんど知られていない現実に向き合った。まずは自分が知るべきだと決意し、異業種から砥部焼の世界へ飛び込む。幼い頃から意思を尊重されて育った経験が、迷いながらも前に進む力を支えてきた。釉薬と瑠璃色に由来する「釉瑠璃」には、日々に“ゆるり”とした余白を届けたいという願いが息づく。
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つくり手のストーリーには、
さまざまなエッセンスが織り交ぜられています。
贈る相手のことを思いながら、
重なる部分に目を向けてみてください。
「なぜこのつくり手のものを選んだか」
「どのような理由で贈ろうか」を考えながら、
ストーリーをじっくり読むことで、きっと世界に一つだけの贈る
理由が見つかるはずです。

釉瑠璃の山﨑さんは、愛媛県砥部町へ移住したことで地元の器が県外でほとんど知られていない現実に向き合った。まずは自分が知るべきだと決意し、異業種から砥部焼の世界へ飛び込む。幼い頃から意思を尊重されて育った経験が、迷いながらも前に進む力を支えてきた。釉薬と瑠璃色に由来する「釉瑠璃」には、日々に“ゆるり”とした余白を届けたいという願いが息づく。

スパイスティーブランド「Patta Tea」を展開するCHATは、創業者・鈴木さんの探究心と行動力から生まれた。異業種からお茶の世界に飛び込み、心の赴くままにインドへ渡り、生産者と出会い、全国を巡って250人以上と対話を重ねた経験からブランドを立ち上げた。そんな「Patta Tea」 には、お茶を通じて、人と人、人と自分自身がつながる時間を届けたいという鈴木さんの想いが詰まっている。

フレルの山田さんは、常に「より良くする」という信念を抱いて、木製カトラリーを作り続けている。幼少期に父の模型店にあった余った木材を使い、釣りのルアーを自作していた経験が、探究心に向き合う姿勢を育んだ。また山田さんのモノづくりには、他者を真似するのではなく、自分らしさを大切にしたいという価値観が表れている。

ストーリオの木村さんは、人や自然を幸せにするモノづくりを行っている。地元の里山の木を活用することで、里山とそこに関わる人の喜びを生み出している、またその木材で作られる商品は贈る人・貰う人の双方が安心できるよう、機能美だけでなく耐久性も追求している。その根底には、祖父の影響もあり、自分が追い求める未来をモノづくりを自ら切り拓こうとするスタンスある。

室町末期から続く備前焼の名門・宝山窯の森さんは、伝統を背負いながらも、常識に囚われず合理的に未来を見据える。大学で「伝える技術」を学び、窯元体験を積極的に受け入れるなど、備前焼を多くの人に知ってもらう活動を実践。また従来の師弟制度に頼らず若手の早期独立も応援し、海外旅行の経験から得た「交流を楽しむ」姿勢で人を惹きつける。

山下陶苑の3代目社長の山下さんは、幼い頃からラジオを分解するほどの好奇心と探究心の持ち主。一方で、家業に入社してからは経営視点から、量産の壁を乗り越えるために夜遅くまで独自の技術や製法の開発を行なった。結果的に、生み出した数多くのオリジナルブランドには、つくり手としてのワクワク感と経営者としての視点が融合している。

北洋硝子の「津軽びいどろ」は、十数年前の苦境を乗り越え、今や国内外から注目される存在となった。青森の四季を色で表現するために、常務取締役の中川さんが長い年月をかけて妥協せず挑み続け、100色を超える美しい彩りを実現。その鮮烈な世界観は若い世代の「自分も作りたい」という思いも呼び起こし、未来への希望を紡いでいる。

トネ製作所の利根さんは、子どもの頃から好奇心と探究心が旺盛で根っからのものづくり好き。妻の一言がきっかけとなり、その好奇心と探究心に火がつき、BtoBで培った金属加工の技術を活かしながら、BtoCの自社商品「ときここち」を開発。純粋な興味のまま挑戦を続ける一方で、一本一本を手仕事で仕上げる姿には、昔から変わらぬ“モノづくり好き”の魂が宿る。

後藤さんは、地元である北九州に活気を取り戻すことを決意し、地元の食材を徹底的に調べて活用した調味料の開発を行なってきた。その背景には、子供たちが地元を好きでいてほしいという想いがある。そして、その根底にあるのは、育ててもらった地元へ恩返ししたいという価値観だ。人への感謝の気持ちを大切にしている人や、地域のために行動している人へ送りたいストーリー。

エンドユーザーがイメージできるモノづくりがしたいと思い、白鷺木工で自社ブランドを立ち上げた戸田さん。そのために、他の職人のところへ徹底的に足を運び、自社の工程の改善すべき点を全て洗い出した。家業を継ぐことを決めた時もそうだが、戸田さんは徹底的に行動し、物事の本質を理解した上で、自分の納得がいく答えを導き出す。

両親と喧嘩をしてまで家業とは全く異なる業界へ就職した薗部さん。それでも家業へ戻ってきたのは、人の喜びのために自分たちの手で作ることの大切さに気づいたから。その根底には、自分の気持ちや疑問に正直に向き合うというスタンスがある。そしてそれは驚くほど真っ直ぐで、昔から変わらずに持ち続けているもの。