家業を守り続ける祖父母に贈る錫のお皿

伝えられる想い

家業を大切に守り続けてきたおじいちゃん、おばあちゃんに、贈って欲しいギフトをご紹介！

想いが伝わる理由

今回ご紹介するのは、富山県高岡市で1909年に創業された仏具メーカー「シマタニ昇龍工房」の錫のお皿。

四代目・島谷好徳さんは、シマタニ昇龍工房の長男として生まれながらも、「長男だから家業を継ぐ」ことに意味を見いだせず、大学卒業後は料理人として働き始めました。

しかし、時を重ねるにつれ、仏具づくりで受け継がれてきた技や文化を守りたい、自分の代で灯を消してはいけないという思いが強くなり、家業を継ぐ決意を固めます。

入社後は朝から晩まで懸命に働きながらも、時代の変化は容赦なく、事業は苦境に立たされます。

そんな中で生まれたのが、自社ブランド「syouryu」。

仏具づくりで磨かれた技術を、日用品へと吹き込むことで、美しさと手仕事の温もりを宿した品々が誕生しました。

多くの葛藤を越え、それでも家業を守り続けてきた「syouryu」の商品。

その背景にある物語は、同じように代々家業を守ってきたおじいちゃんやおばあちゃんに、深い敬意と感謝を伝える力を持っています。

商品の魅力

「syouryu」の「すずがみ」は、折り紙のように自由に折ったり曲げたりできる、錫でできた器です。

平らにすれば取り皿やトレーとして、少し折れば花器や小物入れとして。

使う人の手で形を生み出し、暮らしのシーンに合わせて自在に変化していきます。

その柔らかさとしなやかさは、熟練の職人が一打一打、金槌で叩き込むことで実現されました。

表面に浮かぶ細かな模様は、ただの装飾ではありません。

仏具「おりん」づくりで100年以上培われてきた鍛金の技術が、一枚の錫の板に重ねられています。

繊維のように金属が折り重なり、何度折り曲げても劣化しにくい丈夫さを備えました。

四代目の島谷好徳さんは、家業を受け継ぐことへの葛藤を経て、この技を未来へつなぐ覚悟を決めました。

代々受け継がれてきた音にこだわる繊細な感覚と、「文化を残す」という想いが、この「すずがみ」にも込められています。

だからこそ、この器はただの工芸品ではなく、「家業を守り続けてきた誇り」を宿した存在です。

日々の食卓に置けば、手仕事の温もりがふとした瞬間に伝わり、贈り物にすれば「長く大切にしてきたものを受け継ぐ」想いを込めることができます。

おじいちゃんやおばあちゃんに贈るとき、それは単なる器以上に、「これまで守ってきてくれたことへの感謝」と「これからも共に過ごしていきたい」という気持ちを伝える特別なギフトになるでしょう。

メッセージ例

ぜひこんなメッセージを添えて、「syouryu」のお皿を贈ってみてください！

長い年月、家業を守り続けてきた二人に、心からの敬意と感謝を込めて、同じように、家業を守り続ける職人さんが作った錫のお皿を贈ります。このお皿で、二人の食卓を彩れたら嬉しいです。

葛藤を越える
- 仏具の技術が生み出す錫の器 -

シマタニ昇龍工房の島谷さんは、100年以上続くおりん製造で培った技術を活かし「syouryu」のすずがみを開発。品質に一切の妥協を許さないモノづくりへのこだわりの根底には、家業を継ぐことを迷い続けた日々と、その時に出会った人の言葉によって心が動かされた原体験がある。

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